この冬最後のキャンプ

2020東京オリンピックも延期され新型コロナが我は我はとアクティビってますが、私が手伝っている東京の城南島海浜公園キャンプ場が3月2日より閉鎖になり、ついに若洲海浜公園の方も3月26日より当面のあいだ閉鎖が決定しました。


よって私のキャンプ場の仕事は全てなくなってしまいました。東京の臨海地区のキャンプ場はこれからが繁忙期に入る時期でしたので途方に暮れるどころか胃が痛くなる毎日を過ごしております。そしてコロナに感染する前に違う病気になってしまうのではないかと思い、この冬最後のキャンプに夫婦で決行することに決めました。


不要不急の外出はするな!と言われてもアウトドアマンにそれを言うのは死ね!と言われているようなもので、それでも私たちもバカではないので以下の事を守ることにしてキャンプを楽しもうと思います。


① 移動は全てマイカーのみ

② 移動の途中の休憩も混雑している場所、お店は避ける。

③ 手洗いやうがいなどはいつでも出来るよう水の確保は十分に行う(今回はウォータージャグを持っていった)。

④ キャンプ場でも出来るだけ他人とは交流しない。

⑤ 免疫力が下がるようなハードなアクティビティは避ける。


大自然よ、少しの間でも良いからこのモヤモヤを吹き飛ばしておくれ!

私たちが今回キャンプ場に選んだのはもう有名な『ふもとっぱら』

このキャンプ場だったか覚えてはいないがこの辺りのキャンプ場へは小学生の時ボーイスカウトで来たことがありウン10年ブリの場所である。もちろんかみさんとは初めて。チェックインは朝8時半からと早いキャンプ場だったのでテント設営が終わったら本栖湖へ移動。

私の艇はフジタカヌーのアルピナ2-430EX。二人乗り用のファルトカッヤックだが一人乗りにしてキャンプ用品を積んで使うことの方が多い。

出艇がお昼前頃だったので少し風が出て来て完璧な逆さ富士は見れなかった。しかし本栖湖の静けさと心地良い湖面からの風、水の透明度には心から癒される。さてあまり無理をせずキャンプ場へ戻り、夜は夫婦だけで宴会だ。

日もだいぶ延びてきた。まだ明るいがプシューっといっちゃいましょ!

鹿肉と牛肉の朴葉焼き。うまうま!味噌の風味に広葉樹の香りがめっちゃ旨味を引き立てる。自分で獲った鹿はやはり美味い。

カマンベールのチーズフォンジュ。猟期にソロキャンでやったがかみさんとやるとこうなるw

もちろんワインガブガブ♪

そして日は暮れていく。

前日の朝はマイナス7度にもなりこの時期にしては寒かったがこの日はマイナス3度。周りにいたキャンパーは厚着している人が多かったが私たちはTシャツで薪ストキャンプを楽しんだ。

ガウガウ!

なんだ!この可愛い子は❤️

地球温暖化により自然環境は少しずつ変化はあるが、コロナがいくら大暴れしたって自然が持つ生命力、そこに住む動物たちはいつも通り私たちを向かい入れてくれる。

今回のキャンプでも少しだけ元気を分けてもらった。生きるってことは食べることだと私はこの自然や狩猟から学んだ。食べるために必要なお金を仕事をして稼ぐ。しかし仕事を奪われてしまった東京ではどうやって生きていけば良いのであろうか。





Workshop Vuovdi / 東京下町の小さな森の工房

プオレペアイッヴィ〜♪【Vuovdi】はラップランド北部サーミ語で『森』 管理人はディアハンター&ヤマメハンターの東京スナフキン。サーミから学んだ生活の知恵を生かし、ブッシュクラフト的ハンティングやフライフィッシング、野営、アウトドアジビエに関する記事を投稿しています。