HUNTING

 私たちがふだん口にしている牛や豚などの家畜肉は、誰かがその命を屠ることで流通しています。その作業を見ることもなく、きれいにパックされて並んでいる肉を私たちは当たり前のように消費しています。


「魚が切り身で泳いでいる」といった話は有名ですが、自分が口にしているものが元はどんな姿なのか、野山に目を向けてどんな環境で暮らしているのか、どんなものを食べて生きて来ていたのかを知ることはとても大切なことです。


狩猟を行うという行為は、「獲ることから口に入れるまで」のプロセスを自らの手で行うということです。人が生きていくためには、他者の命をいただかなくてはならないということを、誰でも簡単に多くのものが手に入る現代社会においてあらためて認識させられます。


そして私たちを取り巻くあらゆる命が、今ある私を生かしてくれていることに感謝し、日々狩猟のある生活を喜びに変えてくれるのです。

ハンターになるには(大日本猟友会)

銃所持許可の流れ(警視庁)