この夏、最後の旅③

老犬神社での参拝を終えて『秋田犬保存会』がある大館市までやってきた。


 秋田犬保存会は1927年(昭和2年)に設立され、昭和6年に日本犬として初めて天然記念物の指定を受けた「秋田犬(あきたいぬ)」の本質に基づく体形の固定化や様々な要素の向上を図り、良質犬の飼育、繁殖と純粋種の保護に寄与し、国内はもとより海外へも世界の犬種として発展させることを目的とした団体だ。

海外といえばフィギュアスケートの金メダリスト ザキトワ選手のマサルはご存知の方も多いだろう。地元でもマサルがモデルになったぬいぐるみなどの商品がどこのお土産屋にも並びブレークしているようだ。

事務所のある建物には秋田犬の歴史から生態系まで詳しく学べる「秋田犬博物室」も運営されている。

私がやはり興味を持ったのは博物室にも老犬神社の由来が紹介され定六とシロの物語をジオラマで再現されていたのには驚いた。シロも地元では「忠犬ハチ公」に並ぶ秋田犬のヒーローとして愛されていることは間違いない。

近い将来、猟犬を飼うことを決めてここまで来たので次来る時は秋田犬の子犬探しになるだろう。

Workshop Vuovdi / 東京下町の小さな森の工房

プオレペアイッヴィ〜♪【Vuovdi】はラップランド北部サーミ語で『森』 管理人はディアハンター&ヤマメハンターの東京スナフキン。サーミから学んだ生活の知恵を生かし、ブッシュクラフト的ハンティングやフライフィッシング、野営、アウトドアジビエに関する記事を投稿しています。